フッ素が歯に良いということはよく耳にしますよね。虫歯になりにくくする、歯を強くするなどのイメージがあると思います。そんなフッ素を取り入れるには様々な方法があります。今回は普段の生活で簡単にフッ素を取り入れる方法をご紹介します。 1.フッ素の働き 1-1.歯を強くする 歯の表面のエナメル質とくっつき、歯を強くします。歯が強くなることで、表面が溶けにくくなり、初期の虫歯になりにくくします。 1-2.初期の虫歯を治す 唾液とともに溶けてしまった歯の表面を修復するのを助け、初期の虫歯を治します。 1-3.虫歯菌の働きを抑える 虫歯菌が作り出す酸によって、歯は溶けて虫歯になってしまいます。虫歯菌の活動を抑えることで、虫歯になりにくくします。 2.フッ素の取り入れ方 一番簡単なフッ素の取り入れ方は、フッ素入りの歯磨き粉を使用することです。今や市販されている歯磨き粉の90%近くはフッ素入り! フッ化ナトリウム モノフルオロリン酸ナトリウム フッ化第一スズ このいずれかの成分が入っているかをチェックしてみてください。 3.フッ素入り歯磨き粉の使い方 3-1.使う量 大人は1~2cm(約1g)が目安です。 3-2.すすぐのは1回程度 お口の中に行き渡らせて留まるようにすると虫歯予防効果が高まります。 3-3.飲み込まない 安全性は確認されいますが、飲み込まないようにしましょう。子供の場合はブクブクすすぎができるようになってから。 |